石川県の工場さんへ行って参りました!産地の魅力と関係性ブランド

  • ニット製品や糸を生産する工場

 

こんにちは、佐野です!

 

先日12月4日、強風が吹き荒れる中、石川県の小松市と金沢市に出張へ行ってきました!

いやーっっおもしろかったです!

今回はそんな出張報告ブログにしてみたいと思います。

 

石川県もニットの産地!

今回お邪魔した石川県は、織物の産地としてとても有名なところでした。

ニット業界に身を置いている私たちは、どうしても織物業界とは直接的なつながりは薄くなりがちなのですが、丸安毛糸の糸もここ石川県では織物工場の皆様にも、たくさん使っていただいております!

しかし、織物だけではなく、素敵なニッターさんもたくさん存在しています。

今回は石川県内で糸商としてご活躍されている㈱福富の福富専務様にご案内頂き、㈱ナッツ様という小物のニッター様へ訪問させて頂きました。

 

出張の目的はこれ!

“Keisukeokunoya第14弾カシミヤマフラー”

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前にも一度ご紹介させて頂きました!!

弊社とも長年お付き合い頂いている、㈱ピーアイの奥ノ谷圭祐社長。

とても有名になられてしまったので、、、ご存知の方も多いことと思います。

奥ノ谷社長のオリジナルブランド、“Keisukeokunoya”でニットアイテムを生産される時は、いつもお手伝いさせて頂いております。

今回の企画はカシミヤ100%のロングマフラー。とてもでかいです。

そんなロングマフラーを今回生産して頂いているのが、㈱福富様と㈱ナッツ様。

その現場を見学させて頂いてきました!

 

ニット小物もプロの技が詰まりまくってます

ナッツ様は帽子やマフラーを中心とした小物専門のニッターさん。

ちょうど、編立が間もなく終わるとことろでした!

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編成後の編地はこんな風にまとめられ、リンキング→縮絨工程を踏んでいきます。

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実はカシミヤもこの編み終わり直後は油も残り、がさついた状態です。

このときの編地の度目(一目一目の大きさ)もとても重要で、最終的な風合いへ大きく影響します。

そして、この後の縮絨(洗い)工程でたっぷりと風合いを出し、お馴染みのあのカシミヤの柔らかさへと変化していきます!

ちょっと裏話ですが、マフラーの様に長さがあり、全体の面積が大きいものはとても縮絨が難しいとされています。

それは縮絨工程で実際に洗いをかけ、タンブラー乾燥する際に編地が絡み、仕上がりに風合差が生じてしまう、という点です。

完璧にこの縮絨ムラをなくすことは難しいそうですが、さすがは小物をメインに扱われているニッターさんで、この辺りのノウハウもしっかりお持ちでした。

 

工場さんとの繋がりをもっともっと大切にしていきたいです

すべての工程を見学させて頂いた後は記念撮影!

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なかなかこうしてブランドの方と工場の方が一緒になって、しかも名前も現場もオープンに発信させて頂ける機会はとても貴重な事だと感じております。

全てをオープンにすることが正解とは思いませんが、
どんなところで、どんな人が、どうやって、どんな思いでひとつの製品を作っているか、もっともっと伝えていきたいと、僕も思います!

逆に向上の方々へもどんな人が買ってくれて、どんな風に喜んでもらえているか、という姿もどんどん見せていきたいと、奥ノ谷社長も仰っておりました。

本当にその通りかと思います。

これに共感頂いた石川県の両社の方々も、東京へ出てこれない忙しい中、
先日のベストニットセレクションにも来て頂き、その後も実際作られた製品が売られているお店を見て回られたそうです!

 

今回このお仕事に携わって頂いた皆様、本当にありがとうございました!

Keisukeokunoyaカシミヤロングマフラーを購入された方々、とても楽しみにしていて下さい!

 

最後に奥ノ谷社長に書いて頂いたブログも紹介いたします!動画も面白いですよ!

どうしてボクがこうして色々な工場へ足を運ぶのかをご存知でしょうか。

実はこの日、金沢文化服装学院さんへも寄らせて頂きました。

そこで伺った村上理事長のお話もとても熱いもので!これはまた次回じっくり書かせて頂きます。

 

それではまた次回^^