人脈を繋ぐビジネスツール、年賀状の書き方マナー

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サル

帰宅途中、両国駅のホームで写真を撮っている方々の光景を見ました・・・

こんにちは、小柳です。

帰宅途中のホームで普段見かけない駅員さんが整備をしていたり写真を撮っている方々がいるので何事か?と思って調べてみたら、JR東日本千葉支社による「越乃Shu*Kura」の車両展示イベントで、普段は新潟を走っている越乃Shu*Kuraが「ちば乃Shu*Kura」として両国駅に停車し、17:00から両国駅の三番ホームで車両展示&地酒の試飲&ジャズのイベント(入場料500円)をしていたそうです。

大盛況で入場制限をしていたので、入れなかった方々がホームから電車の写真を撮っていたのですかね!?

電車

 

年賀状の準備は進んでますか?

今年も残り一か月を切り年賀状の準備を始めている方も多いのではないでしょうか?

お世話になった上司(以下:目上の人)やビジネス上のお付き合いのある相手(以下:取引先)に対して、感謝の気持ちを込めて年賀状を送る習慣が日本にはあります。

年賀状の書き方にもマナーがあり、目上の人への年賀状や取引先への年賀状には書式や言葉遣いに関する配慮が必要です。

そこで今回は年賀状の書き方マナーを紹介していきます。

 

年賀状はいつまでに送るべきか

年賀状は元旦(1月1日)の朝に到着するように送りましょう。
元旦に届けるためには、12月15日〜12月25日までにポストへ投函する必要があります。また年賀状を出してもいいのは、松の内(関東では1月7日、関西では1月15日)までです。それ以降に送る場合は、年賀状ではなく寒中見舞い(2月4日まで)を出します。年賀状の送り漏れや、出していない人から年賀状が届いた場合は、遅れたお詫びなどを書いて寒中見舞いで返事をしてください。

 

年賀状はなにで書くべきか

目上の人や取引先などに出す年賀状を書くときもビジネスマナー上の注意が必要です。年賀状の文字には、か細い文字よりも太く力強い文字の方が、縁起が良いとされています。そのため、以下の文具を使って書くようにしてください。

【年賀状を書くとき】
・毛筆
・万年筆
・筆ペン
・黒インクのペン

毛筆を使ったことのない人は、使い慣れたボールペンで年賀状を書きたいと考えがちですが、目上の人に送るときにボールペンで書くのはビジネスマナー上、NGとされています。相手に事務的な印象を与えてしまうことから避けておいてください。

また、仮に年賀状を書き損じたとしても、修正テープや修正ペン・二重線など引かず、新しいはがきで年賀状を書き直すのがビジネスマナーです。

 

年賀状のデザイン

上司や取引先に送る年賀状のデザインは、おふざけが入っているデザインはやめておきましょう。また子どもや家族などの写真入りの年賀状も避けたほうが無難です。ただし、家族ぐるみでお付き合いをしていたり、出産祝いを頂いた場合は、写真入りでも喜ばれることがあります。相手との関係性からデザインを選ぶと良いようです。

 

年賀状は手書きかプリントか

目上の人や取引先には手書きで送るのがマナーですが、最近はプリントした年賀状を送る場合も増えています。そのような場合は、ひと言手書きを添えておくのが常識です。ひと言付け加える例文は以下を参考にしてください。

【ひと言付け加える例文】
・昨年は親身なご指導をいただきありがとうございました
・本年もよろしくご指導下さいますよう願い申し上げます
・謹んで新年のお慶びを申し上げます
・謹んで新春の寿ぎを申し上げます
・明けましておめでとうございます

ひと言書くときに句読点の「、」や「。」を書かないように注意してください。日本では古くから手紙を書くときに句読点を使わない慣習がありました。年賀状にはこの慣習が残っており、句読点を使わないものとされているそうです。

 

年賀状に添えるコメントの注意点

目上の人への年賀状では「謹んで」や「恭しく」という文字を含んだ賀詞を入れるルールがあります。そのため、「謹賀新年(きんがしんねん)」「恭賀新年(きょうがしんねん)」の賀詞を使いましょう。よくある間違いですが、年賀状に「賀正」「迎春」「新春」は望ましくありません。

また縁起の悪い表現である「去る」「滅びる」「絶える」「衰える」「破れる」「失う」「枯れる」「倒れる」「病む」の漢字は避けましょう。そして年賀状に句読点の「、」「。」は使いません。その他の注意事項も含めて以下にまとめておきますね。

【目上の人に対する年賀状の注意点】
賀詞:◯ ⇒ 「謹賀新年」「恭賀新年」  × ⇒ 「賀正」「迎春」「新春」
使ってはいけない表現:「去」「滅」「絶」「衰」「破」「失」「枯」「倒」「病」
前年:◯ ⇒ 「昨年」「旧年」  × ⇒ 「去年」
1月1日:◯ ⇒ 「元旦」  × ⇒ 「一月元旦」「一月一日元旦」

 

宛名の書き方

会社宛に年賀状を出す場合は役職も入れますが、自宅宛に送るなら「様」のみを書きます。目上の人の自宅に送る場合は、シンプルに「住所・個人名」の書き方にしましょう。会社名や役職は不要です。

 

【自宅へ送る場合】

Hagaki1

 

【取引先への送る場合】

Nenga atena2

 

画像はこちらからおかりしました。

 

最後に

年賀状には「旧年中の厚誼の感謝と、新しい年に変わらぬ厚情を依頼する気持ち」を伝える意味合いがあるそうです。

ビジネスを左右するのは「人」ですから、人づきあいの基本となる「挨拶」はとても大切ですし、年賀状によって人間関係が深まり、ビジネスの潤滑油となっていただけたら幸いです。

それでは。